竹の種類 |
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丸節竹
空き地や雑木林の脇などに見られる雑草のような竹です。 1つの節から数本〜十数本の枝が出ています。節の上部が丸く膨らんでいるためこの名前がつきました。丸節竹には、節の下が節の上より細いコップを重ねたような独特のテーパーがあります。また、個体差が大きく,葉の大きさや丈,テーパーなどもさまざまです。素材の強さもかなりのものですから,好みのアクションを見つけるのはそれほど難しくないでしょう。
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矢竹
高野竹に似ていますが葉の幅がやや狭く,丈が高く3〜4mほどになります。幹の太さも20mm以上のものもあります。 枝の付き方は高野竹と同じで一節から1本ですが,その数は高野竹より多く,下の方まで枝が出ています。節の上部が少し丸く出ていますが丸節竹ほどではありません。この竹も細くてテーパーのあるものは稀で、穂先に使えるものを探すのは骨が折れます。 |
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高野竹
やや標高の高いところに群生しています。幅の広い大きな葉は熊笹に似ていますが,縁取りがなく幹に皮が付いたままのものがほとんどです。丈は2m弱のものが多く,幹の太さも通常5〜6mmと細いです。一節から1本枝が出ますが,その数は少なく先端に2〜4本くらいが普通です。特に若い竹は枝が出ていないものが多いのが特徴です。素材の強さはピカイチで,節も出ていないので美しいロッドになります。パワーファイバーの密度が高くやや持ち重りします。また,テーパーが少ないものが多く,トップに使えるものはめったに有りません。印籠継ぎの芯材として使うには最適です。 |
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